苦しい恋の独り言

苦しくて悲しい毎日をやり過ごすための、悪あがきだったり反省だったり。誰にも言えない心のつぶやき。

辛さを忘れるために

お別れメールを無視されたといっても、あちらにしたら付き合ってなどいなかったわけだから返事をする義理などないんだろう。

会えなくなる時はちゃんと話すから。

何度も言われた言葉を信じて、何も言われない限りはまた会えるんだと思ってた。

でも人の気持ちってどんどん変わっていくし、もうきっと話をするのも面倒になったんだろう。

もういいや…こんな終わり方嫌だけどしかたない。

なんだか相手に失望した気がして、もう忘れようって気になった。

次の日は新しいバイトの初日だったので、仕事をこなすのに必死でほとんど彼のことは考える暇がなかった。

平日は仕事をしてるのだけど、もう振られるんだなって予感がしたので土曜に違うバイトを入れておいたのだ。

今まで土曜も日曜も誘われたらいつでも会えるように予定をあまり入れたくなかった。

友達との約束をドタキャンしたこともある。

彼にドタキャンされて悲しかったのに、自分は大事な友達に同じことをしてた。

でももう土日を空けておく理由もないし、かといってしばらくはどこにも出かける気分になれそうもない。

だけど家に閉じこもってたら1日スマホを手放せずぐずぐず泣いてしまいそうな気がする。

それならいっそ働いて忙しくしてようと思って始めたバイトだが、久しぶりに体を動かしたせいか気分がハイになって少し辛さを忘れられた。